ダンスの時間 2015年

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Introduction

「離れ技」のダンスでも、「孤高の芸術」でもないダンス。生きることをやんわり楽にするダンスって、どんなダンス?子どもたちの生命力や芸術性を描いて感動を呼んだ野中真理子監督の11年ぶりの第3作がついに完成!新作のテーマは、美しい大人の女性の「ダンスのある暮らし」。

ダンサーの村田香織さんは、ひっぱりだこ。新江ノ島水族館のイルカショーの振付からはじまって、スカイツリーのすみだ水族館のスタッフにも、ちょっと不思議なダンスを用意。お客さまとのコミュニケーションを円滑にしよう、というレッスンをしています。からだを動かすと、こころはどう動く? 気持ちをあらわすにはどう動けばいい? 動物好きでナイーブなスタッフがだんだん笑顔になってゆく時間。香織さんは週に一日、老いた母の介護にも通います。日がな一日ベッドですごす母の、「できません」「だめです」の言葉をどう受けとめればいい? 母と話し、母に触れる。どうしたいのかを感じる。これだって、母と娘のデュエットダンス。

ダンスとは感じること。どんなに大変でも、生きることを肯定すること。やわらかく背筋の伸びた香織さんの日常に、わたしたちのこころとからだを楽にする、ダンスの秘密が見えてきます。

2015-07-20 | Posted in 作品紹介No Comments »